2021年12月7日
消防署見学
年中たんぽぽ組が宇都宮市西消防署へ見学に行ってきました。
西消防署に着くとバスの中から真っ赤な消防車がずらーっと並んでいるのが見えて「うわーかっこいい‼」と大きな声を上げました。バスから降りると消防隊員方が出迎えてくれました。
まずは救急車からの説明です。中を見せてもらうと沢山の器材やベットが見えました。「小さな病院みたいだね」と置くまでよく見ていました。隊員の方が実際に救急車のサイレンを鳴らすとすごく大きな音に驚き耳を塞いでいる子もいました。隊員の方から「このぐらい大きな音でないと遠くまで聞こえないんだよ」と教えていただきました。
次はポンプ車の見学です。「消防車の中にはお風呂10杯分のお水が入ってるんだよ、でも火事になるとそのお水はすぐになくなってしまうから消火栓からホースをつないで水を取るんだよ」と教えていただきました。実際に丸められた5キロのホースを持ちあげる体験をしました。一人ではなかなか持ち上がらないホース。2人で力を合わせて何とか持ち上げていました。隊員の方は火事になるとそのホースを3個から4個同時に持ち上げて火を消すことを聞くと「すごい力持ちだね‼」と驚いていました。
その後は普段はなかなか見られない化学車、指揮車、津波大規模風水害対策車も見学させていただきました。中にはボートやバギーが乗っていて火事だけではなく様々な所で人を助けるお仕事をしていることも分かりました。「火事だけじゃないんだね。こんなのトミカでみたことないよ」と一生懸命お話を聞いていました。
今度はみんなも小さな消防士さんになるお着換えタイムです。着替えた後の表情はとてもりりしく、格好よく見えました。
最後は屈折はしご車の前で記念撮影。消防隊員の皆さんにもお礼を言って幼稚園に帰りました。
幼稚園に着いた後、「消防士さんは人を助 けるために危ない所にも行って凄いね」「マッチョだったね」「やっぱり、何でも食べてるんだね」と子どもなりの発想で考えていました。
自由遊びの時にブロックで「先生、屈折はしご車作ったよ」と見せてくれました。「僕ね、消防士になる―!」と元気にお話ししてくれました。
今回の体験を通して子ども達なりの防火や災害への意識が高まるといいなと思います。
2021年10月26日
お芋掘り
春に苗を植え、時々芋の成長を見に行ったり草むしりをしたりしていたゆり組さんはもちろん、散歩で畑を見に行っていた他のクラスの子達も芋ほりを楽しみにしていました。
天気が危ぶまれていましたが、子ども達の願いが届いたのか無事に晴れて芋ほりを行うことが出来ました。
始まりの合図とともにみんな夢中に芋を掘り始めました。
初めて芋ほりをした満3歳児のつくし組さんは、手の汚れを気にして少しずつ少しずつ掘り進めました。芋の頭が見えると、掘るのではなく引っ張ろうとしますが、芋はまだまだ土の奥深くにあり、なかなか抜けません。少し怒りながらも保育者や友達と協力して大きくて立派な芋を沢山とることが出来ました。芋ほりも楽ではありませんでしたね。
部屋に戻ってくると「疲れた」と一言。収穫する喜びと同時にに大変さも味わう事が出来ましたね。
たんぽぽ組さんとゆり組さんは芋ほりの後、焼き芋の準備をしてくれました。
長い間芋を育ててきたゆり組さんは特に、みんなが達成感と苦労を味わうことが出来ました。みんなの口に入るまでにたくさんの時間をかけて、沢山の人が携わっていることを知る良い機会になりましたね。食べ物への感謝を忘れず、これからも過ごしてください。
2021年10月20日
JR日光線に乗る日
年長ゆり組がJR日光線に乗り、ニューサンピア栃木まで遠足に行きました。
宇都宮駅に着くと、先日の秋の遠足で公共施設で過ごした経験が早速活かされました。大声を出したりふざけたりせずに、他のお客さんに迷惑をかけないよう友達同士で注意し合いながら過ごすことが出来ていました。
駅に馴染みのない子ども達は、目に入る物全てが特別に見えていたようです。
電光掲示板の漢字や英語には「これ知ってるよ!」と心を躍らせ、時刻表を見ては「これってなぞなぞ?」と謎解きと勘違いをして…。様々な物に強く関心を寄せていました。
次に関心を持ったのは、一人一人に渡した切符でした。文字を読んだり、よく触ったり、匂いを嗅いだりして楽しみ方はそれぞれでした。
改札口は、初めてとは思えないくらい落ち着いて通ることができました。切符をじっくり観察していた子ども達は、出てきた切符に穴が開けられていることに気付きました。「見ましたよのサインじゃない?」「覗くためじゃない?」などと様々な説を考えて盛り上がりました。皆さん、良い所に気付きましたね。
電車の後はニューサンピア栃木で過ごしました。施設にある珍しい遊具や広い芝生での遊びを思い切り楽しみました。余程楽しかったようでなかなか帰りたがらない子ども達でした。
好奇心旺盛な子ども達にとって、多くの物に触れ、新しいことを体験できたとても濃い一日となりました。最近のゆり組は興味を持ったことに対して疑問を持ったり、友達と案を出し合ったりする姿が増えてきていたので、まさに最適な活動でありました。意味合いや合理性など様々な視点で物事を捉えていく事は大人になっても大切な事です。これからもその姿勢を大切にし、考える癖を身に付けていって欲しいと思います。
2021年10月15日
秋の遠足
コロナウイルスが落ち着いてきて、今年度初めての園外保育を行ことが出来ました。
子ども達は遠足をとても楽しみにしていて、歌を歌ったり、周りの風景を楽しんだり、先日交通安全教室で学んだ「右、左、右でおしまい」と左右を確認しながら横断歩道を渡ったりと元気よく出発しました。
ゆり組さん、たんぽぽ組さんは公園まで体力に余裕を持って到着することが出来ました。ですがうめ組さんは後半になるにつれて表情が暗くなり少しずつ疲れが見えてきましたが、友達と手を引っ張り合いながら何とか公園まで歩くことが出来ました。たくさん歩いてお腹が減ったのでしょう。公園についてから次の楽しみは、遊具や散策よりもお弁当でした。たくさん歩いた後のお弁当はいつもよりも何倍も美味しく感じたようでした。
昼食の後、元気なゆり組さんは健康の森にも行きました。健康の森には沢山木の実が落ちていて、大きなどんぐりや栗を見つけて散策を楽しみました。
たんぽぽ組さんとうめ組さんは、遊具で遊んだり追いかけっこをして遊んだりして幼稚園へ帰りました。帰り道は行きとは正反対に出発の時から2クラスとも表情が暗く、うめ組さんは特に疲れ切って視線が下がり、何度も電信柱に当たりそうになりながらもなんとか幼稚園へ帰って来ることが出来ました。幼稚園が見えた時、「やっと着く!」とみんな一気に笑顔になりました。
幼稚園から公園までは子どもの足で速くても30分はかかり、決して近いとは言えませんが、友達と手を繋いで励まし合いながら、みんなで歩ききることが出来ました。普段の生活や活動では味わえない達成感を感じることが出来たことでしょう。
「一人では頑張れないことも、皆とならできる。」
今日感じたことを忘れずにこれから過ごして欲しいと思います。
2021年10月12日
交通安全教室
パネルシアターで交通安全教室が始まりました。分かりやすく楽しい内容でした。
次に標識についてや横断歩道の渡り方を教えてもらいました。指導員さんに教えてもらい実際に「右見て、左見て、もう一度右見て」と指を指してみました。
「信号の大きさはどれ?」というクイズもありました。「真ん中かな?」と答えている子が多かったのですが、正解は一番大きいサイズでした。子ども達は実際の大きさも見せてもらい自分達が思っていたよりも大きくて驚いていました。
うめ組(年少組)のお部屋に戻ってくると、「みぎ、ひだり、みぎ」と指を指して復習していたり、「駄菓子屋さんに行くときは、ちゃんとやってるよ」と話したり、自由遊びのときにはブロックで信号を作ったりしていました。
年少のお友達にも十分理解できて、印象に残る「交通安全教室」だったようです。
もうすぐ秋の遠足です。今日教えてもらったことを振り返りながら安全に楽しく行けたらと思います。
2021年8月12日
8月28日(土)幼稚園開放・入園説明会のお知らせ
令和3年8月28日(土)に幼稚園開放と入園説明会を行います。
<幼稚園開放10:00~12:00>
内容:園舎、園庭、遊具開放
・時間内で、好きな時間にお越しください。
・予約の必要はありません。
・大人の方はマスクの着用をお願いします。
<入園説明会10:30~11:00>
内容:幼稚園の概要、教育方針、手続きの流れ 等
・予約の必要はありません
・お子さんとおいでいただいて結構です。
・説明会に参加されなくても、入園は可能です
・大人の方はマスクの着用をお願いします。
お気軽においで下さい。お待ちしています!
2021年7月26日
夏の夜の演奏会
発表する前は「ドキドキする~」と話していましたが、いざステージに立つと緊張する様子もなく、全員が練習以上に張り切って発表していました。
練習で起こったようなハプニングもなく、こちらが身構えていた心配はどこへやら…
それほど、お客さんに「かっこいい姿」を見て欲しかったのでしょう。子ども達の意気込みの強さを感じました。
いつもより笑顔が溢れていて、発表することを楽しんだようです。
子ども達の演目の後は、年長ゆり組のお母さん達や先生達の演奏やパフォーマンスを楽しみました。
最後は特大の花火を見ました。上がるたびに、音の大きさに驚きながらも「おぉ~!」と歓声を上げていました。
楽しい夏の思い出になったことでしょう。
2021年7月21日
夏の夜の演奏会 プログラム
プログラム
1 幼稚園うめ組・つくし組園児
合奏 『かたつむり』
お遊戯 『おもちゃのチャチャチャ』
2 幼稚園たんぽぽ組園児
ピアニカ 『かえるのうた』
合奏 『ミッキーマウスマーチ』
お遊戯 『とんでったバナナ』
3 幼稚園ゆり組園児
ピアニカ 『海』 『ちょうちょ』
合奏 『さんぽ』
お遊戯 『切手のないおくりもの』
4 ママえもん
『夢をかなえてドラえもん』
5 幼稚園の先生たちチーム
『糸まき』
『夜に駆ける』
2021年7月20日
ワンデーキャンプ
年長ゆり組さん対象のワンデーキャンプを開催しました。普段の保育ではなかなか体験できない活動に挑戦し、興味・関心を広げようというのが目的です。この日を楽しみにしていた子ども達は、やる気と元気に満ち溢れていました。午前中は山登り班とクッキング班とに分かれての活動です。
〈山登り〉
今回目指すのは園から徒歩20分ほどにある戸室山です。「余裕だ 余裕だ!!」と山頂を目指しました。
登り始めは元気いっぱいでしたが、険しい道のりに体力を奪われ、道中の洞窟や立派なキノコに目を向ける余裕はありませんでした。「クッキングにすればよかった」と弱音を吐きながらも友達と声を掛け合い、登りきることができました。気付けば班が一丸となっていました。険しい道のりが子ども達を繋げてくれたようです。
見晴らしの良い場所へ行くと、あらためて高い所まで登ってきたことを実感できました。広大な景色を前に、「やっと着いたよ~!」「アイス食べたいよ~!」と魂の叫びを聞くことが出来ました。山頂からは能満寺や高速道路、多くのお店が一望でき、苦労して登った景色を目に焼き付けていました。本当によく頑張りましたね。山頂にはきれいな景色と大きな達成感がありました。
〈クッキング〉
昼食で食べるカレーの野菜切りとパンケーキ作りを楽しみました。この日の為にお家で少し練習をしてから参加してくれたお友達もいたようです。エプロンをする姿も何だか大人っぽくみえてきますね。
カレーの野菜切りでは玉ねぎの皮むきからスタートしました。皮を剥くと玉ねぎ独特の刺激臭が子ども達を襲いました。「こんなに臭いのにカレーにするとどうして匂いが無くなるんだろう?」と涙ながらに話していました。
野菜切りでは初めての包丁に「手が切れちゃいそうで怖い…」と緊張していましたが、上手に切ることができました。包丁を扱う難しさと怖さを感じ、「サクサク切っちゃうお母さんは凄いね!」と感激していました。
パンケーキ作りでは生地をのせる子、フライ返しで返す子、焼き目を確認する子など効率の良い連携プレーを見せてくれました。山登りに出掛けているお友達に美味しく食べてもらおうと、時間をかけて一つ一つ作ってくれました。
昼食では自分達が作った物を美味しそうに頬張る姿を見て、嬉しそうにしながらもはにかむ姿が印象的でした。作ったものを誰かが喜んで食べてくれることは、クッキングの醍醐味ではないでしょうか。一生懸命作った甲斐がありましたね。
午後はウォークラリーとスイカ割りをして過ごしました。ウォークラリーでは、行った先々で注意書きをよく読み、得点を集めて回りました。課題はどれも「○○チャレンジ」という名の課題ばかり。一学期の間に、お友達との話し合いや作戦会議を繰り返し行ってきたので、力を十分に発揮していました。
スイカ割りでは、「ぱかっ」と割れる事想像していたようでしたが、現実はそうは甘くありません。割るどころか当てることも出来ず、あっちへ行き、こっちへ行き…。ずっとやりたがっていたスイカ割りでしたが、結局「ぱかっ」とは割れませんでした。
現実を思い知らされはしましたが、スイカは美味しく頂けました♪
午前も午後もとても内容の濃い一日となりました。どの活動においても恐れずに挑戦することができていました。表彰式での自信に満ちた表情から、挑戦のなかでひとりひとりが感じ取り、得たものは大きかったことが感じられました。どんなに小さなことでも、些細なことでもいいです。多くのことに興味を持ち、自ら関わっていく中で大きく成長していって欲しいと思います。
2021年7月7日
七夕集会
7月7日 七夕の日
クラス毎に絵本や紙芝居で七夕の話を見て、由来や意味を知りました。つくし組やうめ組の子達には難しかったようですが、自分の身近な所から「出来るようになりたいこと」「願い」を短冊に書いて楽しく笹に飾り、七夕という行事を知ることが出来ました。
たんぽぽ組やゆり組になると、願い事だけでなく、願い事を達成するには自分がどのように頑張ればよいかも考えて、短冊に願い事を書きました。
願い事を叶えるために何をするか?
なかなか難しい問題ですが、子ども達は悩みながら一生懸命に考えていました。その結果、思わず笑みが出てしまう短冊もありますが、それなりにつじつまが合っていて、子どもたちの強い思いを感じました。
七夕を通して、一人一人が目標を見つけ、目標を達成するにはどうしたらよいかを改めて考えることが出来ました。それぞれの目標に向かってこれからも小さなことからコツコツと頑張って欲しいです。
みんなのお願いが叶いますように☆