2023年2月3日
豆まき
2月3日は節分ということで、全園児で豆まきを行いました。
朝から「鬼が来るんだよね…」と緊張していたり、「簡単に倒せるよ!」と勝利宣言をしていたり、様々な様子が見られました。さて、実際はどうなったのでしょうか。
集会には素敵なお面と升を持って集合してくれました。
集合するなり、そわそわしながら鬼の居場所を探します。
「あれ?○○先生がいる。」鬼は先生がやっていると予想していたようでした。当てが外れてしまいましたね。
いよいよ鬼の登場です。
「鬼は外、福は内」の掛け声を忘れてしまっている子が多くいましたが、「いけ!」「くらえ!」などとそれぞれの思う言葉で鬼と対峙していました。今年は捕まってしまった先生を見捨てる事もなく、勇敢に立ち向かってくれました。嬉しかったです。
鬼も負けじと粘りましたが、子ども達のパワーには勝てず、退散していきました。怖がりながらも、本当によく頑張りましたね。
この日に向けて、年少・年中さんは鬼を倒す方法をたくさん考えたり、お面やお飾りに意味を込めたりしながら準備をしてきました。
年長さんは、自分の内面と向き合う時間をとり、生活を見直すきっかけとしてきました。
豆まきと一口に言っても、臨む姿勢は学年によって様々です。日本の伝統行事をそれぞれの学年に応じた形で関り、十分に楽しむことができました。
それぞれが真剣に臨み、鬼を追い払うことに成功した皆さんです。また一年間、心身ともに健康で、楽しく過ごせることでしょう。
ご協力いただきました保護者の方にも大変感謝しています。
誠にありがとうございました。
2023年1月31日
防犯教室 まもる号
今日は栃木県防犯協会の方々に来ていただいて、
誘拐防止についてのお話しを聞きました。
まずは誘拐とはどんなことなのか、という映像を見ました。
子ども達は真剣な表情で見ていました。
その後は誘拐されないためにどうすれば良いかの実践です。
まずは体を丸めて石になる練習です。
こうすると運ばれにくくなります。
そして「助けて!!!」と叫ぶこと。
「キャー!」だと、遊んでいると勘違いしてしまう事もあるので、
「助けて!」と叫びます。
そしてゆり組さんとお約束の確認をしていると突然しらないおじさんが!
おもちゃやお菓子で子ども達を誘いましたが、
「いらない」「いかない」「助けて!」としっかり
自分の身を守ることができました。
お約束をしっかり頭にいれて今日はおしまいです。
教室に戻ってから「ニュースでこんなの聞いた」
「ママが言ってた」と、お話の内容をきちんと理解しているお友達もいました。
ご家庭でも、何かあったときの対処法やお出掛けをする際の
お約束をお話ししてみて下さい。
年長ゆり組さんは4月から小学校に進学します。自分達で歩いて行くことになるので、
今日の約束をしっかり覚えておいて欲しいです。
2023年1月25日
おもちゃランド(城山東小学校)
年長ゆり組が城山東小学校へ行ってきました。
学校へ到着すると小学生の子たちが元気よく挨拶をして迎えてくれました。少し緊張気味だったゆり組の子達も、優しく声を掛けてくれるお兄さんお姉さんたちにだんだんと笑顔になっていきました。
まずは学校の中を見学しました。図書室では知っている絵本もありましたが、8000冊も本がある事には驚いていました。体育館では、その広い空間や、幼稚園のお遊戯室よりもはるかに広く大きいステージに驚いていました。教室や保健室なども見せていただき、2年生のお兄さん、お姉さんたちが各お部屋について説明をしてくれました。
そのあとは小学生の子達が一生懸命考えて準備をしてくれた「おもちゃランド」に参加しました。最初は戸惑っていましたが、小学生の子達から「こっちにおいで」と呼び掛けてくれたり、ゲームのやり方を目線の高さをあわせて親切に教えてくれたりして、子ども達もスタンプラリー形式のゲーム遊びに楽しく参加することができました。
最後に校庭をまわりました。テレビでしか見たことのない大きいサッカーゴールや、大きいプール、縄跳び台、登り棒などの初めて見る面白そうな遊具に「あっちは何?、こっちは何?」と興味津々でした。
この日初めて見るもの、聞くこと、知ることが沢山あり、小学生になることを楽しみにしている子ども達は目をキラキラさせていた一方、はじめて見るもの聞くものが多すぎて頭の中が整理しきれていない様子の子もいました。「自分の行く小学校にも同じのあるかな?」と今日の「おもちゃランド」を通して、より進学への期待が膨らんだようでした。
そして、かっこいい小学生になるために、今日の小学生達の元気な挨拶や、親切に声を掛け教えてくれたことを見習って、残りの日々を過ごしていきたいと思います。
城山東小学校の2年生の皆さん、ありがとうございました。
2022年12月9日
栃木SC サッカー教室
年長ゆり組が栃木SCさんによるサッカー教室に参加しました。
子ども達は、サッカー教室があると知ってからこの日をとても楽しみにしていました。ワールドカップの影響もあり、「試合に勝つために練習しなくちゃ」と男の子たちは前日から園庭でサッカーの練習をしていました。
サッカー教室が始まり、初めは、カラーコーンを使った全身運動や、ボール遊びを楽しみました。回数を数えたり、コーチと対決をしたりして「コーチよりも多く出来た!」と嬉しそうに、どんどん自信が湧いてくるのと、体を動かす事への意欲が高まっているのが感じられました。
ボール遊びでたくさん体を動かし、準備運動を終えた後はいよいよ試合開始です。ゴールを決めようとボールを一生懸命走って追いかける子、4人体制で壁を作りゴールを守る子などそれぞれが思い思いに動きサッカーを楽しんでいました。
活動が終わり部屋に戻ると、「楽しかった」「またやりたい」「コーチ面白かったね」など、コーチとのお話しや、教えてもらったことがとても面白く、楽しかったようで子ども達の話は尽きませんでした。
少し緊張して始まったサッカー教室は、明るく面白いコーチ達のおかげで最後の最後まで笑いが尽きず、子ども達の心に一番残ったのはコーチとの触れ合いだったようです。
そんなコーチに教えてもらい、「またやりたい」と子ども達の意欲と、自信に繋がりました。
私たちも今回のサッカー教室を参考に、自信と意欲をもって次々と発展していくような保育をしていきたいと思います。
栃木SCの方々、本当にありがとうございました。
2022年10月31日
芋掘り
春に年長ゆり組が植えた芋の苗が、収穫の時期をむかえました。土の中に埋まっている芋がどのくらいの大きさになっているのか、ワクワクしながら畑に向かいました。
畑をお借りしている阿部さんにご挨拶をして、掘り方を教えてもらい、芋ほりのスタートです。
どのクラスも「頑張ってたくさん掘るぞ」とやる気満々で、みんな夢中になって掘っていました。一本の苗に1個の芋ではなく、5,6個の芋がなっていること、また同じ苗でも形や長さが違い、芋によって埋まり方全然違う事に気が付きました。収穫した芋を「バナナみたい」「おばけみたい」など物に例えて形の違いを楽しんでいました。
芋は深くまで埋まっていて、掘っても掘っても抜けません。芋は見えているのに引っ張っても取れません。「ねじりながら引っ張ったらとれるよ」と試してみますが、それでも抜けません。さらには土も固く手も汚れて、虫も沢山いて収穫するまで「まだとれない」と大苦戦していました。
そしてゆり組さんとたんぽぽ組さんには焼き芋の準備をしました。全部で45本。ゆり組さんは一人3本程、水で土を落とし、新聞紙とアルミホイルにくるみました。水で洗ってもなかなか土が落ちず、時間をかけて一生懸命こすっていました。新聞紙やアルミホイルも、破けてしまったり、芋がはみ出してしまったりして何度も巻き直していました。終わってから子ども達に聞くと、お芋掘りよりも焼き芋の方が大変だったと言っていて、終わった後は「おわったあー!!」とテラスで休んでいました。
芋が収穫できるまでに、たくさんの人が協力してくれて時間が掛かっていること、また収穫するにもたくさんの力がいること、そして、美味しく食べるまでにもたくさんの手がかかっていること、
お泊り幼稚園のカレー作りを思い出し、また改めて大変さを身をもって感じることができたようでした。
今日のおやつの焼き芋は、お家で大事に大事に食べていることでしょう。今回の行事を通してもう一度、食事の時の挨拶や、食べ物の大切さを考えて行きたいと思います。
2022年10月18日
JR日光線に乗る日
年長ゆり組が宇都宮駅から日光線に乗ってきました。
前から「電車乗るの楽しみ」と、楽しみ過ぎて前日眠れなかった子がいたくらい、この日をとても楽しみにしていました。
駅に着くと止まっている電車を見つけて「あそこにも止まってる!」「何両編成かな」と大興奮でした。また構内に入ると、みどりの窓口や、路線図の料金表、切符の発券機、子ども達の目に映るもの全てが新しく、キョロキョロと様々な物を見渡していました。
乗車賃の120円を無くさないように握りしめて券売機に並び、買い方を教えてもらいながら自分達で切符を買いました。大人の私たちも切符を買うのが久しぶりで、子ども達に伝えながらも迷ってしましました。
改札を通る時には、扉が閉まらないようにと切符を入れて猛ダッシュで通り抜けていました。切符を入れて切符を取る、降りた駅まで持っていないと駅を出られないというのも、切符ならではの経験です。もともとの電車の乗り方を経験しましたが、切符での乗り方が分かると、キャッシュレスでの乗り方も、すぐに分かると思います。
鹿沼駅に到着し電車を見送った後は、ニューサンピアに行き昼食を食べて、普段とは違う大きな遊具で遊びました。
今回「公共の場」という園外保育で、駅や電車で大声を出したりふざけたりせず、またエスカレーターは1列になって利用したりと「周りの人の迷惑にならないように」と公共の場でのマナーを意識して過ごすことができました。また、英語でのアナウンスを聞いて外国人の様子を思い浮かべたり、切符の買い方や、改札の通り方、駅には沢山のホームがあって、いろいろな所に行ける事、様々な事を知ることができました。
2022年10月14日
秋の遠足
先日の交通安全教室でのお約束を確認すると、道路の端をあるこうとしたり、車が来ないかよく確認したりしながら、子ども達なりに気を付けているようでした。
そんな中「み~ぎ、ひだ~り、み~ぎでおしまい!」だと、すぐに赤信号に変ってしまうことに気が付きました。
「どうしよう…。」
「あっ、先生が見ればいいんだ!」という結論に至りました。
少しずれてしまいましたが、子どもらしさに笑ってしまいました。
道中の工事現場、走り去る自転車の様子、出会う人々、あちこちに「なんで? どうして?」の連発でした。とても多くの刺激を受けました。
中丸公園でお昼を食べると、あっという間に帰る時間となりました。もちろん帰りも歩きます。
幼稚園に近づくにつれて、どんどん険しい表情になっていきましたが、最後まで本当によく頑張っていました。おうちの方に「行ってきたよ!」と自慢気に話す姿からも、歩ききった達成感をそれぞれが味わえたことがうかがえました。たくさん褒めてもらえて、満足感も得られたようでした。
2022年10月13日
幼年消防 防火の集い
今日は楽しみにしていた防火の集い。
前日は早く寝たり、いつもより早く登園したり、とても楽しみにしていた様子です。
バスに乗ると大興奮!!
膨らむ気持ちを少し落ち着かせてから出発しました。
会場では、消防音楽隊による素晴らしい演奏を楽しみました。
その後、作新学院女子短期大学 児童文化部による「アンパンマンの焼き芋祭り」
宇都宮西消防署による「ヒケシレンジャー」を観劇しました。
盛り上がったり怖がったり、劇を通して火事の怖さを知ることができました。
最後は代表園児が前に出て
「ぼくたちわたしたちは ぜったい ひあそびはしません」
と、みんなで誓いました。
外に出て消防車と消防士さんと写真を撮りました。
「タイヤ大きい」「梯子、あんな高い所どうやって上るんだろう」
「消防士さんって怖くないのかな」等、子ども達なりに感じたことがあるようです。
火事はいつ自分の身に起こるか分かりません。
火事が起きると大切なものがたくさん失われます。
子ども達には今後も誓いの言葉を忘れず過ごして欲しいと思います。
そして大人も、改めて身の回りに危険がないか確認する必要があると再認識しました。
2022年10月11日
交通安全教室
今日は宇都宮市役所生活安心課の方に来ていただき、交通安全教室を行いました。
今週の金曜日には実際に道路を歩く≪秋の遠足≫があるので、そこに向け「しっかり道路での約束を覚えよう!」と約束をしてから移動しました。
実際に道路を歩く機会が近いこともあって、指導員さんのお話を静かに聞いたり、知ってる問題に対しては、われ先に答えたりと、当事者意識を持ち、真剣に参加することが出来ました。
中でお話を聞いた後は、外に出て実践練習です。
「手を挙げるのは、ここにいるという合図」と教わると、これでもかというほど手を伸ばしていました。また前半のお話の中で教わった「右、左、右でおしまい」としっかり唱え、且つ自分の目で左右の確認をしてから道路を横断することができました。横断歩道を安全に渡る術を知ることができましたね。
今日教わったことを守って、秋の遠足は安全に歩きましょうね。
2022年8月24日
お泊まり幼稚園
年長児ゆり組がお泊まり幼稚園を行いました。
久しぶりに登園してきた子ども達は、お母さんに「行ってきます」とニコニコで挨拶をして楽しみに登園してきた子、少し目を泳がせながら不安そうに緊張しながら登園してきた子と様々でした。
最初の活動、水遊びでは水風船を投げて割ったり、いくつか並べて大きさを比べたりして遊んでいました。風船が割れるだけで大笑いをし楽しんでいました。100個あった水風船はあっという間になくなってしまいました。
釣り遊びでは、カワムツ・サワガニ・ザリガニを釣りました。初めは狙った生き物を目がけて一生懸命に餌を落とすばかりで、釣れる気配がありませんでした。やがて「静かに待つ」という方法を編み出しました。釣り上げたい気持ちを抑えながら待つにやけ顔は、何ともかわいらしいものでした。餌の種類によっても釣れる生き物が変わる事にも気付き、対象に合わせて餌を選択しながら遊ぶ姿も見られました。工夫し、釣れた喜びを感じ、釣りの面白さを十分に味わえたようでした。
水遊びをした後はおやつの時間です。みんなでかき氷を食べ、シロップで舌の色が変わったかどうか、一口食べるごとにお友達と舌を見せ合い、楽しみながら食べていました。
食べ終わると「冷たくて美味しかった」という声ともう一つ、「冷たすぎて歯が凍った」という面白い表現の言葉も聞こえてきました。夏ならではの食べ物。幼稚園でみんなで食べたかき氷はとてもおいしかったですね。
おやつの後は、夕ご飯で食べるカレーを作りました。野菜の皮むきでは「簡単そう」「僕できるよ」と自信満々でしたが、いざやってみると手から野菜が滑って難しかったようで苦戦していました。野菜切りでは、どの野菜も固く、包丁を怖がっていた子もいましたが、保育者に切り方と押さえ方を教えてもらい上手に切ることができました。玉ねぎは目にしみて涙が出てきましたね。いつもはお母さん、お父さんがしてくれる料理。簡単そうに見えますが、実際にやってみると難しく、大変な作業でしたね。
自分達で頑張って作ったご飯はいつも以上に美味しかったようで、いつもは野菜を残す子が残さずに食べていたり、普段お家ではカレーを食べない子が完食していたりと、「おいしすぎる!!!」といいながら、あっという間に完食していました。
ご飯を食べた後はキャンプファイヤーをしました。
今はほとんどが電気になっていて、「火」に触れる機会が少なくなっています。その中で火の大切さを知ってもらいたくキャンプファイヤーを行いました。
キャンプファイヤーの後はみんなでゲームをしたり、花火をしたりして楽しみました。
2日目は目をこすりながら起き、皆で布団を畳み、園長先生とお寺に朝のお勤めに行きました。そしていつもは触れない、太鼓や鐘を触らせてもらい貴重な体験をさせてもらいました。
朝ご飯の後は、前日に仕掛けた虫の仕掛けを見に行きました。残念ながらカブトムシやクワガタはいませんでした。子ども達となぜいなかったのかを話すと、「8月だから遅かった」という結論に至り、「じゃあ来年は7月に仕掛けてみよう」という事になりました。来年はたくさん見つけられるといいですね。
散策の後は「縁日」を行いました。今はあまり行く事の出来ないおまつりに、子どもたちは「おまつりだー!」と大喜びでした。
この状況下で様々な行事が中止になり、子ども達の楽しみや経験の場が減ってしまっています。本来であればこの泊まり幼稚園も7月に行う予定でしたが延期となり、実施するかどうか悩みました。ですがこれ以上子ども達の楽しみを無くしてはいけないという思いと、夏休み前から子ども達と一緒に内容を計画して「お泊りをしよう!」と交わした約束を果たすべきだと思い、今回実施することにしました。
そしてお泊り幼稚園では、親のもとを離れみんなで幼稚園に泊まるという経験をし、さらに普段の保育では体験できないようなこと、季節ならではのことを体験することができました。最後に園長先生から賞状のご褒美をもらった子どもたちは、達成感に満ち溢れた表情をでした。
お泊りを一つの経験とし、これからも様々な方面に、どんなに小さなことでも興味を広げて、自分から積極的に関わっていって欲しいと思います。