2023年3月10日
お別れ会
今日はお別れ会。
ゆり組みんなとこうして関われるのも最後です。
お休みのお友達もいなく、全員で参加することができました。
まずはステージにゆり組のお友達が登場!「こびとビート」のお歌に合わせて面白く、格好よく登場してくれました。
今日は縦割りチームでのゲーム対決です。
まずはゆり組のお友達にチームのお友達を呼んで、鉢巻を渡してもらいました。
少し体を動かしたらグループ名決めの話し合い。
「すぴーどチーム」「はちみつぎんがチーム」「ふぇらーりきいろチーム」「ほうせきチーム」という、大人では思いつかない素敵なチーム名に決定しました。
どのチームも気合満点!
ゲームは玉へらしゲーム、しっぽ取りゲーム、宝探し、クイズ「何を投げたかな?」です。
お昼はチームごとに座って食べました。みんなで食べる機会はほとんどないので、「一緒に食べられるの!?」と喜んでいました。
そして最後は在園児からゆり組さんへのプレゼントです。
各クラス、ゆり組さんに欲しい物を聞いたり好きな色を聞いたり、誰にあげたいか、何を伝えたいか等考えながら準備してきました。「プレゼントする」という気持ちで、いつもの制作よりとても丁寧に取り組んできました。渡す時につい涙しているお友達もいました。誰かを想って作り、気持ちも含めて受け取ってもらえるというのは嬉しいことですね。ゆり組さんも、自分に充てたメッセージをすごく喜んでくれたみたいです。
お別れ会の各所でゆり組が数を数えたり字を書いたり、さすがゆり組さん!と感じられる場面が多くありました。特に最後の合計を出す場面では、大きな数の足し算が出来るお友達がいて、年中たんぽぽ組は驚いていました。「来年までには自分達もできるようになっていたいなぁ」と憧れの気持ちと、来年の自分に期待する気持ちを抱いていました。
「全部楽しかった」「お昼御飯が美味しかった」「プレゼント嬉しかった」等楽しんでいた子ども達。
ゆり組さんと過ごせるのも残り3日です。
残りの日々も楽しんで過ごしていきましょう。
2023年3月8日
礼法・ピアノ参観
年長児ゆり組さんが礼法とピアノの練習の成果を発表しました。
当日の朝はお友達とふざけ合い、いつも通りの様子でした。ですが、参観のお部屋に入り保護者の方を見ると緊張が高まってきた様子でした。
ーピアノ参観ー
2年間のリトミック、ピアノ教室を通して音楽に触れることの楽しさを学んできました。
年長に進級し始まったピアノ教室。最初は指を1本ずつ動かすこと、歌いながら弾くことはとても難しく、自分が思うように出来ない事に悔しさを感じていました。
その悔しさから何度も何度も練習を重ねてきました。次第に様々な曲が弾けるようになり、さらには歌いながらも弾くことが出来るようになりました。そこからはピアノを弾くことが楽しくなり、ピアノ教室以外の時間にも「先生聞いててね」「すごいでしょ」と曲を弾いて聞かせてくれました。
参観当日は、一人一人の発表に緊張している様子でした。緊張して「いつも通り」とはいきませんでしたが、途中で止まってもあきらめないで最後まで弾くことができました。
発表し終わると、「ドキドキした」とお母さんと顔を見合わせホッとしている様子でした。
ー礼法参観ー
年少さんの時から頑張ってきた礼法。つまらなく感じてしまい、「礼法嫌だな」と言う時もありました。ですが床の間のお花や、フルーツが季節によって違うことに気が付いたり、練習を重ねるごとに上手にお抹茶が点てられるようになったり、お客さんに「美味しい」と言ってもらえたりする中で、だんだんと「やりがい」を感じ、また礼法ならではの楽しさを感じられるようになりました。
そして子ども達の最終的な大きな目標は「お家の方に美味しいお抹茶を飲んでもらうこと」でした。
当日は緊張して固くなっている子、この日が来るのを待ちわびて張り切っている子と様々な様子でした。
気持ちが高ぶりいつもとは違う動きをしたり、お茶をこぼしてしまったりしてしまう子もいましたが、誠心誠意取り組み、何よりも相手を想う強い気持ちが伝わる微笑ましい姿を見せてくれました。
終了後に子ども達に感想を聞くと、礼法では「かっこよく出来た」「楽しかった」「美味しいと言ってもらえて嬉しかった」と言っていました。
ピアノでは、「上手に弾けた」という子もいれば、「緊張して失敗しちゃった」という子もいました。良く出来ることに越したことはありませんが、結果よりもこれまでの過程が大切です。今日はどの子も満足気な達成感に満ち溢れた表情をしていていました。
これから先、様々な壁にぶつかることがあると思いますが、ピアノ教室や礼法で学んだことを糧に、どう乗り越えるかよく考え努力し、周りの人を大切にしながら乗り越えていって欲しいと思います。
2023年3月3日
ひなまつりお茶会
今日はひなまつりという事で、年長児ゆり組さんがお茶会を開きました。
前日にお茶会の招待状を書き他のクラスのお友達に渡しに行ったり、お茶会で使うお菓子や、お懐紙を準備したりして、「お茶会楽しんでくれるかな」「美味しいって言ってくれるかな」と当日を楽しみにしていました。
招待状を書きながら「おいしいお抹茶を点てたい」「かっこいい所をみせたい」と言っていました。
当日は真剣に取り組み、座っている姿勢や、お友達とそろえようとする意識、お客さんのことを気に掛ける姿、おいしく点つようにと力を込めてお茶をたてる姿、とてもかっこよかったです。
そして何よりもかっこよかったのは、お客さんのことを思う一生懸命な表情。
ゆり組さんの一生懸命な気持ちが伝わったのか、普段お抹茶が苦手で飲めない子も、残さずに飲んでくれました。
大勢のお客さんがいる中で、緊張もしていましたが、最後まで自分自身で一つ一つよく考えて行うことができました。そして子ども達の「おいしいお抹茶を飲んで、お客さんに楽しんでもらいたい」という気持ちがみんなに伝わり、おもてなしをしたゆり組さんも、お客さんとして来てくれたほかのクラスのお友達も、みんなが良い気持ちでお茶会を楽しむことができました。
来週はお家の方にもお茶を振舞います。今日のような気持ちのこもったおもてなし、美味しいお抹茶を飲んでいただきましょう。
2023年2月9日
針供養
針供養とは折れたり曲がったりして使えなくなった針を、お豆腐や蒟蒻に刺し供養することです。
年少組では、針を知らない子もいたので、「針とは何に使うものか?」という所から話をしました。衣類の縫い目を一緒に探したところ、身の回りには針で縫われている物がたくさんある事に気付きました。
そして供養とは何か、を話す際に「人間でいうお葬式と同じこと」と伝えると、それまでにこやかだった子ども達の表情が一気に引き締まったように見えました。
そんな話をした後、いざ青龍権現堂へ。
先の尖った針を渡すと緊張したた様子でしたが、ゆっくり優しく刺すことができました。
お部屋に戻ってから物の扱い方について考えてみました。すると「大切にする!」と答えが返って来たので、具体的にどうするのか考えてみました。すると、「優しくする」「そっと使う」「無駄遣いしない」と様々な声があがり、どう行動すべきなのか考えることができました。
その話をした後には、「トイレットペーパーも無駄遣いしちゃだめだよね!」「お水も!」「スリッパは手で並べる!」と子ども達なりに大切に使おうと心掛けている様子が伝わってきました。
行事を通し「物の扱い方」や「大切にするとはどういうことか」改めて考えるきっかけになりました。しかし、今日一日だけでは意味がありません。常日頃から自分も含め、みんなで考え実践していきたいです。
2023年2月8日
ハンドベル
能満寺ハンドベル「エコーベルフラワーズ」のみなさんが、年長児ゆり組の卒園のお祝いと、小学校進学への応援を込めて演奏会を開いてくれました。
まずお遊戯室に入ると、ハンドベルの数の多さや、金色の輝き、中には子ども達の身長の半分ほどの大きいハンドベルがあることに驚いていました。
ハンドベルを振ったり、回したり、机にたたいて音を鳴らしたりと、様々な音の出し方を紹介してくれるコーナーもあり、そんな方法もあるのかと興味津々でした。
知っている曲でも、ハンドベルの音色でいつもとは違った雰囲気になり、子ども達も大人も素敵な音楽に聴き入ってしまいました。
実際に子ども達もハンドベルの体験をさせてもらい、「ドレミの歌」を演奏しました。普段自分達が使っているハンドベルとは違い簡単には音が鳴らず、扱いが難しいようでした。
最後に子ども達の大好きな曲、「こびとビート」と「にじ」の曲を演奏してくれて、ハンドベルの演奏に合わせて歌ったり、踊ったりと楽しい時間を過ごすことができました。
昼食を食べた後は、幼稚園のハンドベルを使って自分で歌いながら曲を演奏したり、持ち方音の出し方を真似したりしていました。
エコーベルフラワーズの皆さん素敵な演奏会を開いていただきありがとうございました。
2023年2月3日
豆まき
2月3日は節分ということで、全園児で豆まきを行いました。
朝から「鬼が来るんだよね…」と緊張していたり、「簡単に倒せるよ!」と勝利宣言をしていたり、様々な様子が見られました。さて、実際はどうなったのでしょうか。
集会には素敵なお面と升を持って集合してくれました。
集合するなり、そわそわしながら鬼の居場所を探します。
「あれ?○○先生がいる。」鬼は先生がやっていると予想していたようでした。当てが外れてしまいましたね。
いよいよ鬼の登場です。
「鬼は外、福は内」の掛け声を忘れてしまっている子が多くいましたが、「いけ!」「くらえ!」などとそれぞれの思う言葉で鬼と対峙していました。今年は捕まってしまった先生を見捨てる事もなく、勇敢に立ち向かってくれました。嬉しかったです。
鬼も負けじと粘りましたが、子ども達のパワーには勝てず、退散していきました。怖がりながらも、本当によく頑張りましたね。
この日に向けて、年少・年中さんは鬼を倒す方法をたくさん考えたり、お面やお飾りに意味を込めたりしながら準備をしてきました。
年長さんは、自分の内面と向き合う時間をとり、生活を見直すきっかけとしてきました。
豆まきと一口に言っても、臨む姿勢は学年によって様々です。日本の伝統行事をそれぞれの学年に応じた形で関り、十分に楽しむことができました。
それぞれが真剣に臨み、鬼を追い払うことに成功した皆さんです。また一年間、心身ともに健康で、楽しく過ごせることでしょう。
ご協力いただきました保護者の方にも大変感謝しています。
誠にありがとうございました。
2023年1月31日
防犯教室 まもる号
今日は栃木県防犯協会の方々に来ていただいて、
誘拐防止についてのお話しを聞きました。
まずは誘拐とはどんなことなのか、という映像を見ました。
子ども達は真剣な表情で見ていました。
その後は誘拐されないためにどうすれば良いかの実践です。
まずは体を丸めて石になる練習です。
こうすると運ばれにくくなります。
そして「助けて!!!」と叫ぶこと。
「キャー!」だと、遊んでいると勘違いしてしまう事もあるので、
「助けて!」と叫びます。
そしてゆり組さんとお約束の確認をしていると突然しらないおじさんが!
おもちゃやお菓子で子ども達を誘いましたが、
「いらない」「いかない」「助けて!」としっかり
自分の身を守ることができました。
お約束をしっかり頭にいれて今日はおしまいです。
教室に戻ってから「ニュースでこんなの聞いた」
「ママが言ってた」と、お話の内容をきちんと理解しているお友達もいました。
ご家庭でも、何かあったときの対処法やお出掛けをする際の
お約束をお話ししてみて下さい。
年長ゆり組さんは4月から小学校に進学します。自分達で歩いて行くことになるので、
今日の約束をしっかり覚えておいて欲しいです。
2023年1月25日
おもちゃランド(城山東小学校)
年長ゆり組が城山東小学校へ行ってきました。
学校へ到着すると小学生の子たちが元気よく挨拶をして迎えてくれました。少し緊張気味だったゆり組の子達も、優しく声を掛けてくれるお兄さんお姉さんたちにだんだんと笑顔になっていきました。
まずは学校の中を見学しました。図書室では知っている絵本もありましたが、8000冊も本がある事には驚いていました。体育館では、その広い空間や、幼稚園のお遊戯室よりもはるかに広く大きいステージに驚いていました。教室や保健室なども見せていただき、2年生のお兄さん、お姉さんたちが各お部屋について説明をしてくれました。
そのあとは小学生の子達が一生懸命考えて準備をしてくれた「おもちゃランド」に参加しました。最初は戸惑っていましたが、小学生の子達から「こっちにおいで」と呼び掛けてくれたり、ゲームのやり方を目線の高さをあわせて親切に教えてくれたりして、子ども達もスタンプラリー形式のゲーム遊びに楽しく参加することができました。
最後に校庭をまわりました。テレビでしか見たことのない大きいサッカーゴールや、大きいプール、縄跳び台、登り棒などの初めて見る面白そうな遊具に「あっちは何?、こっちは何?」と興味津々でした。
この日初めて見るもの、聞くこと、知ることが沢山あり、小学生になることを楽しみにしている子ども達は目をキラキラさせていた一方、はじめて見るもの聞くものが多すぎて頭の中が整理しきれていない様子の子もいました。「自分の行く小学校にも同じのあるかな?」と今日の「おもちゃランド」を通して、より進学への期待が膨らんだようでした。
そして、かっこいい小学生になるために、今日の小学生達の元気な挨拶や、親切に声を掛け教えてくれたことを見習って、残りの日々を過ごしていきたいと思います。
城山東小学校の2年生の皆さん、ありがとうございました。
2022年12月9日
栃木SC サッカー教室
年長ゆり組が栃木SCさんによるサッカー教室に参加しました。
子ども達は、サッカー教室があると知ってからこの日をとても楽しみにしていました。ワールドカップの影響もあり、「試合に勝つために練習しなくちゃ」と男の子たちは前日から園庭でサッカーの練習をしていました。
サッカー教室が始まり、初めは、カラーコーンを使った全身運動や、ボール遊びを楽しみました。回数を数えたり、コーチと対決をしたりして「コーチよりも多く出来た!」と嬉しそうに、どんどん自信が湧いてくるのと、体を動かす事への意欲が高まっているのが感じられました。
ボール遊びでたくさん体を動かし、準備運動を終えた後はいよいよ試合開始です。ゴールを決めようとボールを一生懸命走って追いかける子、4人体制で壁を作りゴールを守る子などそれぞれが思い思いに動きサッカーを楽しんでいました。
活動が終わり部屋に戻ると、「楽しかった」「またやりたい」「コーチ面白かったね」など、コーチとのお話しや、教えてもらったことがとても面白く、楽しかったようで子ども達の話は尽きませんでした。
少し緊張して始まったサッカー教室は、明るく面白いコーチ達のおかげで最後の最後まで笑いが尽きず、子ども達の心に一番残ったのはコーチとの触れ合いだったようです。
そんなコーチに教えてもらい、「またやりたい」と子ども達の意欲と、自信に繋がりました。
私たちも今回のサッカー教室を参考に、自信と意欲をもって次々と発展していくような保育をしていきたいと思います。
栃木SCの方々、本当にありがとうございました。
2022年10月31日
芋掘り
春に年長ゆり組が植えた芋の苗が、収穫の時期をむかえました。土の中に埋まっている芋がどのくらいの大きさになっているのか、ワクワクしながら畑に向かいました。
畑をお借りしている阿部さんにご挨拶をして、掘り方を教えてもらい、芋ほりのスタートです。
どのクラスも「頑張ってたくさん掘るぞ」とやる気満々で、みんな夢中になって掘っていました。一本の苗に1個の芋ではなく、5,6個の芋がなっていること、また同じ苗でも形や長さが違い、芋によって埋まり方全然違う事に気が付きました。収穫した芋を「バナナみたい」「おばけみたい」など物に例えて形の違いを楽しんでいました。
芋は深くまで埋まっていて、掘っても掘っても抜けません。芋は見えているのに引っ張っても取れません。「ねじりながら引っ張ったらとれるよ」と試してみますが、それでも抜けません。さらには土も固く手も汚れて、虫も沢山いて収穫するまで「まだとれない」と大苦戦していました。
そしてゆり組さんとたんぽぽ組さんには焼き芋の準備をしました。全部で45本。ゆり組さんは一人3本程、水で土を落とし、新聞紙とアルミホイルにくるみました。水で洗ってもなかなか土が落ちず、時間をかけて一生懸命こすっていました。新聞紙やアルミホイルも、破けてしまったり、芋がはみ出してしまったりして何度も巻き直していました。終わってから子ども達に聞くと、お芋掘りよりも焼き芋の方が大変だったと言っていて、終わった後は「おわったあー!!」とテラスで休んでいました。
芋が収穫できるまでに、たくさんの人が協力してくれて時間が掛かっていること、また収穫するにもたくさんの力がいること、そして、美味しく食べるまでにもたくさんの手がかかっていること、
お泊り幼稚園のカレー作りを思い出し、また改めて大変さを身をもって感じることができたようでした。
今日のおやつの焼き芋は、お家で大事に大事に食べていることでしょう。今回の行事を通してもう一度、食事の時の挨拶や、食べ物の大切さを考えて行きたいと思います。