防火のつどい

    年中たんぽぽ組さんが、宇都宮市幼年消防クラブ主催「防火のつどい」に参加しました。

    「防火のつどい」は、劇の鑑賞や消防車両の見学を通し、子ども達の防火意識を高めることを目的としています。

    この日が余程楽しみだったようで、「はしご車って結構高いんだよ」「救急車の邪魔をしちゃだめなんだよ」など、会場へ向かう道中は消防車両の話でもちきりでした。どこから知り得た情報なのか、なかなかマニアックな豆知識を持つお友達もいて、車内が盛り上がりました。

    会場についてからもウキウキは止まりません。消防車両を見つけては、大興奮の連続でした。

    早く見に行きたい気持ちを抑えながらの会場入りとなりました。

    ブラスバンドの素敵な演奏を楽しみ、劇や映画で火の怖さについて学びました。劇中に出てきたマッチや焚火を見て、「あれ何?」と質問されることが多くありました。電気が普及し、キッチンでも火を使わない家庭が増えている中、子ども達にとっては「火」そのものに馴染みがなくなりつつあるように感じました。時折り、分からない表情をしていることもありましたが、「火遊びをしたら危ない」ということは伝わったようです。

     

     

    念願の車両見学♪

    興味津々の子ども達からは「どこから乗るの?」「これは何ができるの?」と、どんどん疑問が出てきました。子ども達なりに答えを考えながら、消防車両の謎に迫りました。全ての謎が解明できたわけではありませんでしたが、満足気に会場をあとにすることができました。

    「防火のつどい」では、火の怖い側面を中心にみてきました。使い方を間違えればもちろん危険です。しかし、正しく使えば大変便利なものです。火にふれる機会が減っている子ども達に、怖さだけでなく、利便性や扱い方を私たち大人が正しく伝えることで、安全に付き合えるようにしてあげる必要があると思いました。

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