2023年10月25日
芋掘り
今年も幼稚園の近所の方のご協力の下、芋ほりを行いました。
年長さんが5月に苗植えをし、雑草むしりをするなど面倒を見てくれたお芋が立派に育ちました。今日は全園児でお芋ほりです。畑に行く道から「おっきいの掘りたいな、いーっぱい掘るんだ、掘るぞー!」と楽しみと期待とやる気がいっぱいです。
掘り方を聞いてスタートすると、勢いよく掘りだす子もいれば、「先生虫がいる」「汚れちゃった」と気にしながら始めるお友達と様々でした。少しずつお芋が顔を出し、あちこちで抜け始めると、いつの間にか虫や汚れを気にしていたお友達も全身真っ黒になりながら一生懸命夢中で掘っていました。
「先生!見て!」「おっきい!」「おもいっ!」「ちっちゃくて赤ちゃん芋」「ひょろひょろー」と嬉しそうに次から次へと掘れたお芋を披露してくれました。収穫の喜びは十分に、お芋には様々な大きさや形があること、お芋が繋がっていることも自然と理解することができました。また「手伝って」の声も多く聞かれお芋掘りの大変さも身をもって感じることができましたね。
掘ったお芋は年長さんが焼き芋の準備をし、園長先生、副園長先生が食べられる焼き芋にしてくれました。一人一本おやつ用にお持ち帰りです。
たくさんのお芋が入った重い袋も自分で一生懸命に持ち上げ、自慢そうに持ち帰ります。
普段、うっかり荷物を忘れて帰るお友達も、掘ったお芋と焼き芋は誰一人として忘れずに帰りました。
嬉しさと大変さ、大切さがたくさん詰まったお芋になったことでしょう。
みんなが普段口にしてる食べ物も、たくさんの人が携わり長い時間をかけて一生懸命育ててくれた大切なものです。更には、食べ物を美味しく調理してくれる人もいます。これからも食べ物への感謝を忘れずに過ごしていきましょうね。
2023年10月20日
りんご狩り
お天気にも恵まれ、まさに絶好のりんご狩り日和。
何日も前から「りんご、いっぱいとるぞ!」と意気込んでいたこどもたちは、おうちの人と一緒に大はりきりで園を出発。
「わあ!大きいバス!」と、初めての大型バスに先ず感激✩
少し興奮気味でバスに乗り込みました。
りんご園さんのご厚意で、今日収穫するりんごの試食をいただくことになりました。
「どっちの種類が美味しい?」と初めは一かけずつ大事に食べていましたが、いつの間にか山盛りだった試食のりんごはあっという間に売り切れ状態に。
美味しいりんごでお腹いっぱいになった子ども達は元気100倍!足取り軽く、いざ、リンゴ畑へ!
「採るのが速すぎて写真が撮れない(汗)」「重い…早く採って(汗)」というお母さん達に対して、子ども達の方は終始ハイテンション!
手の届くものからどんどん採っていく子もいれば、お母さんの抱っこしてもらって高いところのものを獲る子など、皆思い思いにりんごの収穫に励みました。
りんご狩りを終えて次に向かったのは『ろまんちっく村』
お弁当を食べ終わると、お母さん達も一緒になって、かくれんぼや だるまさんが転んだ、鬼ごっこなど自由遊びに。
最後は全員でレクリエーションを楽しみました。
どんぐり100グラム大会。時間内に100グラムに近いどんぐりを集めた人が勝ちです。
優勝者の記録は、なんと101グラム!
やっと交流する機会がもて、子どもも保護者も楽しい時間を共有できたようで良かったです。
「りんごがり、たのしかったぁ!」「またみんなで行きたいな」この言葉をあちこちから聞け、準備してきた先生も、とーっても嬉しかったです。
2023年10月18日
JR日光線に乗る日
年長ゆり組が電車に乗る為にバスで宇都宮駅へ行きました。
バスの中では「昨日からJRのことで頭一杯だった…!」と興奮気味でした。
まずは、落とさないように小銭を握りしめ、真剣な表情で切符の買い方を聞きながら券売機で乗車券を購入です。
切符が出てくると嬉しそうに見せてくれました。
その後は改札へ行き、改札の通り方を見てから実際に切符を通します。
切符を大切に握りしめる子、改札が開くか不安そうに切符を入れる子など、様々な様子でしたが、無事に改札を抜けると安堵の笑みが浮かびました。
電車に乗ったことがない子が多く、またSuicaなどのカードを利用していて、切符を見ることや、買うこと、改札に通すこと、改札を通ったら切符に穴が開くことなど、初めて知ることがたくさんあったようです。もともと電車に乗るために必要な過程を知ることができましたね。
電車の中はなかなかの混雑です。景色を見る余裕がある子もいれば、電車の揺れを怖がる子、転ばないようにとぐっと力手すりを握る子など、それぞれが電車ならではの揺れや速度を味わうことが出来ました。
鹿沼駅で降りると、同じ車両に乗っていた人たちに手を振り見送ってから駅を出ました。
車掌さんに記念に切符にハンコを押してもらい、今日の思い出を大切に鞄にしまいました。
その後はニューサンピアに向かい、お昼ご飯を食べ、公園で遊びました。
駅の人の多さに圧倒されていた子ども達は、やっと緊張がほぐれたのかそれはそれは元気いっぱい遊んでいました。
今回の園外保育では「電車」の乗り方や仕組みを知ることができました。
「ここでは静かにするんだよ」と子ども達同士で声を掛け合う姿が見られたことにも成長を感じました。普段の生活の中でも「周りの人を考えること」は大切にしています。これからもその気持ちを忘れず、過ごしていって欲しいです。
2023年10月12日
防火のつどい
年中たんぽぽ組さんが、宇都宮市幼年消防クラブ主催「防火のつどい」に参加しました。
「防火のつどい」は、劇の鑑賞や消防車両の見学を通し、子ども達の防火意識を高めることを目的としています。
この日が余程楽しみだったようで、「はしご車って結構高いんだよ」「救急車の邪魔をしちゃだめなんだよ」など、会場へ向かう道中は消防車両の話でもちきりでした。どこから知り得た情報なのか、なかなかマニアックな豆知識を持つお友達もいて、車内が盛り上がりました。
会場についてからもウキウキは止まりません。消防車両を見つけては、大興奮の連続でした。
早く見に行きたい気持ちを抑えながらの会場入りとなりました。
ブラスバンドの素敵な演奏を楽しみ、劇や映画で火の怖さについて学びました。劇中に出てきたマッチや焚火を見て、「あれ何?」と質問されることが多くありました。電気が普及し、キッチンでも火を使わない家庭が増えている中、子ども達にとっては「火」そのものに馴染みがなくなりつつあるように感じました。時折り、分からない表情をしていることもありましたが、「火遊びをしたら危ない」ということは伝わったようです。
念願の車両見学♪
興味津々の子ども達からは「どこから乗るの?」「これは何ができるの?」と、どんどん疑問が出てきました。子ども達なりに答えを考えながら、消防車両の謎に迫りました。全ての謎が解明できたわけではありませんでしたが、満足気に会場をあとにすることができました。
「防火のつどい」では、火の怖い側面を中心にみてきました。使い方を間違えればもちろん危険です。しかし、正しく使えば大変便利なものです。火にふれる機会が減っている子ども達に、怖さだけでなく、利便性や扱い方を私たち大人が正しく伝えることで、安全に付き合えるようにしてあげる必要があると思いました。
2023年10月11日
秋の遠足
遠足・・・遠い道のりを歩くこと
まさに今日の遠足は、幼稚園から片道約1.5キロ先の公園まで歩いていきました。
先日の交通安全教室で教えてもらったことを再確認して出発です。
横断歩道では、教えてもらった通りに左右確認をしているとすぐに信号がチカチカに、、、
確認後、急ぎ足で横断していると「先生、手を挙げて渡るときもちゃんと右左見ながら渡るんだよ」との声。しっかり教えてもらったことを実践しようという気持ちとは裏腹にそれだと間に合わない現実にちょっぴり戸惑いながらの横断になりました。
歩きながらも信号の数を数えたり、通ったバスの台数を数えたり、歌を口ずさんだり、なんで歩行者信号には黄色がないのか疑問を持ったり、それぞれ楽しんで歩いていました。
年長、年中組は健康の森に寄って散策を楽しみました。足元いっぱいのドングリや幼稚園にはない木の実をたくさん拾うことができました。年少さんはまっすぐ公園に向かい、遊びを楽しみました。公園でみんなでお弁当も食べて、帰りももちろん歩きます。
帰り道は疲れと暑さでみんなくたくたです。喋る元気もなくなって、信号待ちで座り込んでしまう子もいました。なんとか足を進め、幼稚園が見えた時「ついたー」「あと少し」と気持ちも足取りもすごく軽くなり、表情もやっと笑顔が見られました。往復約3キロ遠足の達成です。ウキウキ楽しいだけの遠足ではなかったかもしれませんが、自分の足で歩いたからこその発見や気付き、達成感を味わうことができたのではないでしょうか。本当にみんなよく頑張りました。
しかし、あんなに疲れ切って歩いていたのに、幼稚園についた途端いつものように園庭を駆け回って遊んでいるとは、歩きと遊びの体力は別なのでしょうか、先生はびっくりです。
2023年10月4日
交通安全教室
今年も宇都宮市役所生活安心課の指導員さんによる『交通安全教室』が開催されました。
信号機の色の並び方は?という指導員さんからクイズが出題されると、手を挙げてわれ先にと答えを言う子ども達。クイズの要領がつかめてくると、指導員さんが問題を言い終わらないうちに「そこは青!」「ええ、違うよ、赤だよ」と意見が割れる白熱した場面もありましたが、正解を見ると皆納得。ちょっとおとぼけなイメージキャラクターのクルックのおかげもあって、楽しく交通ルールを覚えることが出来ました。
クルックとのお勉強が終わったら、今度は実際に外で横断歩道を渡る練習です。
「右、左、右でおしまい!」と指さし確認をして、園庭に作られた横断歩道を渡りました。
少し緊張した表情で右も左も怪しい子が多い中、堂々と手を挙げて横断できたのは、やはり年長組さん。
来年の今頃は、こうして歩道を歩いているのでしょうね…。
一方、年少組さんはというと、感想を聞いて真っ先に出てきたのは「クルックが面白かったー!」との事。クルックの珍回答は、交通ルールと共に子ども達の心をつかんでいたようです。
もうすぐ秋の遠足です。クルックの顔を思い出しながら、楽しく安全に目的地を目指しましょう!