2025年10月30日
りんご狩り
年少うめ組さんが、親子遠足でりんご狩りに行ってきました。
お部屋のカレンダーを見て当日を楽しみにしていた子どもたちは、気分上々でりんご園に向かいました。場所は宇都宮市石那田町の高橋りんご園さんです。
到着するとすぐに、りんごの試食会が始まりました。遠慮がちにりんごに手を伸ばす子どもたちでしたが、一口食べるとあら不思議!「美味しい!」「パパも食べてみて」「もう一個!」と勢い良く食べるようになりました。「お昼食べられるかな…」という保護者の心配をよそに、試食用のりんごをあっという間に完食してしまいました。りんご園で食べるりんごは、格別だったようです。



試食の後はいよいよ収穫です。
収穫場所に移動すると、たくさん実を付けた何百本ものりんごの木がを出迎えてくれました。
「えっ、すごい」「いっぱいある」と顔を見合わせながら、親子共々感動していました。
赤いりんごや大きいりんご、とても高い場所にあるりんごなどそれぞれが思う最高のりんごを求めて、思い思いに楽しみました。「こっちの方が絶対に良いよ」「もうこれ以上はいらないよ」と保護者と子どもたちのせめぎ合いもなかなかに見物でした。そんな親子の真剣な姿にほっこりしてしまいました。




りんご狩りの後は、ろまんちっく村に立ち寄り、昼食をとったりレクリエーションしたりしてのんびりと過ごしました。帰りのバスでは、たくさん動いて疲れてしまったのか寝てしまっている子もいました。


幼稚園に帰って一日を振り返ると、「楽しかった!」「また行きたい!」という声をたくさん聞くことができました。親子でバスに乗って出かけたり、たくさんりんごを食べたり、初めてのりんご狩りを体験したり、とても充実した一日を過ごすことができたようです。
10月は多くの園外保育を通して、秋の自然にたくさん触れることができました。もうすぐ冬を迎えますが、冬の遊びや楽しみ方も存分に満喫できるよう活動を考えていきたいと思います。
2025年10月27日
秋の遠足
気持ちのいい天候の中、秋の遠足へ行きました。
意気揚々と出発した子どもたちでしたが、どんどん道を進んでいくと「まだ?」「お腹空いた」など弱気な発言もちらほら聞こえました。目的地の「健康の森」が見えると、表情がパッと明るくなり、足取りも軽くなりました。

森に入ると、子どもたちは喜んでドングリやクヌギ、セミの抜け殻など秋ならではの自然物を見つけてはお互いに教え合ったり、見せ合ったりしていました。
その中でキノコに詳しいお友達がキノコを探し始めると、他のお友達もキノコ探しが始まり「ホコリダケ」というキノコを発見しました。触れるとホコリのようなものが舞う様子に、みんな興味津々でした。秋=木の実を連想しがちでしたが、キノコという新しいジャンルに目を向けると、たくさんの発見があり、より探索が楽しそうでした。

探索を楽しんだ後は、お待ちかねのお弁当タイムです。お弁当を食べたら子ども達の元気も復活!広い芝生で走ったり、踊ったり、寝転んだり…思い思いに過ごしていました。

楽しく遊んだ後は帰園です。帰り道にバスを見かけると「これに乗ったら幼稚園に帰れる?」なんて声も聞こえましたが、頑張ってみんなで歩いて帰りました。途中眠くなってしまい半目になってしまったり、目をつぶってしまったりする子もいましたが、幼稚園が見えると笑顔になり、全員で最後まで歩ききることが出来ました。
今まで興味がなかったものでも、お友達の影響を受け一緒に探す姿や、何もない広場でもお友達と一緒に遊びを生み出す様子を見て、集団生活においていかにお友達の存在が大切で偉大なものなのかを改めて感じました。最後まで歩ききれたのも、一緒に頑張った「お友達」がいたからなのではと思います。これからもお友達との関わりを更に深めながら、生活していって欲しいです。

園児の皆さん、引率してくださった役員さん、お疲れさまでした。
2025年10月22日
お芋掘り
近隣の方の畑をお借りして、今年もお芋掘りを行いました。
「大きいのとる!」「ご飯たくさん食べてきたからいっぱいとれるよ!」「早く畑行こうよ!」とやる気に満ち溢れた声がたくさん聞こえてきました。畑が見えると子どもたちの表情が一段と明るくなり、「たくさんできてる!」「土のにおいがしてきた!」と感じたことをたくさん話してくれました。
「全部とっちゃうよ!」と息巻いていた子どもたち、宣言通り全て収穫することができるのでしょうか?勢いそのままにお芋掘りスタートです。
掘り進めると湿った土がたくさん手にまとわりつき、飛び出してくる虫に阻まれ、大苦戦の子どもたち…。お芋一つ掘り出すのにもとても時間を要しました。時間がかかったからなのか、苦労したからなのか、掘り出せた喜びはひとしおで「大きいのとれた!」「見て見て!」「写真撮って!」と嬉しそうに報告してくれました。

「先生手伝って」「硬くて掘れない!」そんな声が聞こえた時には、ゆり組さんや周りのお友達が進んで協力して掘る姿もあり、見ていてとても頼もしく感じました。

約250本もの苗からできたたくさんのお芋は、子どもたちの手によって40分かけて全て収穫されました。時間はかかりましたが「全部とっちゃうよ」を達成することができました。本当によくがんばりましたね!
このお芋掘りを通して、肌で感じることができたと思います。この気持ちを忘れずどんな食べ物に対しても感謝の心を持ち、美味しくただいて欲しいと思います。
焼き芋、蒸かし芋、スイートポテト、楽しみ方も様々です。お芋をどんなふうに食べたのか、これから子どもたちのお話を聞くのがとても楽しみです。
2025年10月16日
JR日光線に乗る日
年長ゆり組のお友達がJR日光線で乗車体験をしてきました。
駅の仕組みや、電車の乗り方、公共施設でのマナーを体験することを目的としています。
宇都宮駅に到着し、まずは切符の購入です。硬貨をしっかり握りしめて、券売機で自分で購入します。出てきた切符を嬉しそうに見つめ「値段が書いてある!」「時間も書いてある!」「ちょっと固いね」「オレンジで後ろは真っ黒」「匂いするかな」と、小さな切符一枚でもたくさんの発見がありました。

購入した切符で自動改札を通ります。ここでも切符に変化がないか目を光らせる子どもたち。すかさず「穴開いた!」と穴をのぞいたり、穴をなでたりと変化を楽しんでいました。

改札を通過したら日光線の停まる5番線を探します。上にも下にも壁にも、たくさんの所に表示があり、すぐに見つけることができました。事前に図鑑で見ていた、新幹線やエレベーター、エスカレーターなどのマークもあちらこちらにあり、発見を楽しみながらホームへと降りていきました。

ホームへ降りてからも、子どもたちの興味は止まりません。色々な音や音楽が聞こえたり、放送が聞こえたり、みんなが乗る電車はどっちから来て、どっちに向かうのかを予想したり、向こう側の線路に停まっている電車を観察したり…子どもたちの五感は常にフル活動でした。
いよいよ乗車です。電車内でもたくさんの所に様々な表示があります。優先席に気付く子、吊り革に気付く子、乗車口の床に点字ブロックを見つける子、景色を楽しむ子、景色を見ながら踏切を数える子とそれぞれがたくさんのことを感じながらの乗車になりました。

降車後は、記念に切符を持ち帰れるよう、駅員さんにハンコを押してもらいました。

公園へ移動し、お昼を食べてたっぷり遊んで帰りました。公園からは「先生、富士山!」「東京タワーも見えるよ!」と近くの山や鉄塔がとても特別なものに見えたようで大興奮。たった二駅の乗車体験が、子どもたちにとっては、すごい大冒険だったのだなと感じました。


今回の園外保育は、発見を楽しみながらも、それに対してどうしてだろうと考える良い機会になりました。駅は色々な人が利用することから、みんなが使いやすいような仕組みになっていることにも自然と気付くことができました。これからも、色々なことに目を向けながら「なんでだろう」とたくさん考えてみましょうね。
2025年10月15日
防火の集い
10月9日㈭年中たんぽぽ組さんが、幼年消防防火のつどいに参加しました。
たんぽぽ組では消防車や火事についての絵本を読んで、当日に向けて気持ちを作ってきました。
防火のつどいが始まると、消防音楽隊による素晴らしい演奏に合わせ、歌や踊りを楽しみました。
その後は作新学院女子短期大学の学生による「アンパンマンのやきいもまつり」、宇都宮西消防署による「ヒケシレンジャー」を観劇しました。
火が出てくる場面になると「危ない」「怖い」という声も上がっていました。

最後は「ぼくたち わたしたちは ぜったい ひあそびはしません」と、会場の全員で誓いました。

外では消防車、消防士さんと写真撮影。
「乗ってみたいな~」「何かくるくる回っている」と車体に興味津々でした。

園に戻ってから、消火器や消火栓の場所を確認しました。
お遊戯室のカーテンが燃えない素材になっていることも知りました。

火事を起こさないためには、もし起きてしまった時には、ということを良く考えた一日でした。
防火の集いが防災について考えるきっかけとなるよう継続的に働きかけていきます。
2025年8月19日
令和8年度 園児募集のご案内

令和8年度 新入園児の募集が始まります!日程は添付画像の通りです。
9月1日(月)より当園HPの入園案内ページ(https://www.noumanji.jp/kindergarten/admission)で、入園願書のダウンロードができるようになります。※9月1日(月)までは、7年度版が掲載されていますのでご注意ください。
また、入園関係書類をご自宅に送付することもできます。ご希望の際は、問い合わせフォーム(https://www.noumanji.jp/kindergarten/admission-contact)またはお電話028-652-2222にてお申し込みください。
9月8日(月)の願書受付開始時刻は、午前8時10分からとなります。
受付場所は幼稚園正面玄関にて行いますので、こちらまでお越しください。なお、webでの受付はおこなっておりませんので、直接ご持参ください。
質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
2025年8月19日
園開放・入園説明会 8月23日(土)同日開催!

今回の幼稚園開放では、大好評の「かき氷食べ放題」に加え、夏遊びの定番「ザリガニ釣り」が体験出来ちゃいます!他にも、涼しいお部屋で室内遊びや大池でのお水遊びも楽しめます♪
私たちと一緒に思う存分楽しんじゃいましょう!
そして、来年度入園児の募集開始に伴い入園説明会も同日開催いたします。
遊びに来たついででも結構です!お気軽にご参加いただければと思います。
皆さんのお越しをお待ちしております。
2025年8月4日
宮っ子パレード
今年で50回目のふるさと宮まつり。
当園では年長ゆり組と年中たんぽぽ組が宮っ子パレードに参加してきました。
50周年の「50」を描いたそれぞれの素敵なうちわを持って集合です。

踊ったのは「とちまるくん体操」「ギョギョギョギョーザ」の栃木、宇都宮らしさがたくさん詰め込まれた2曲。歌詞や動きの面白さに大笑いしながら練習をしてきた大好きなお遊戯です。
普段は車の走る大きな道路の真ん中で、汗だくになりながら思い切り踊りました!!

子ども達の踊りが宮まつりをより一層盛り上げてくれました。
子ども達も夏らしさを存分に味わいながら、地域社会の一員としてお祭りに参加することができました。
長い夏休みの中、子ども達の楽しい思い出の一つとなったのではないでしょうか。
2025年7月31日
お泊まり幼稚園
今年も年長ゆり組のお友達が幼稚園にお泊まりをしました。
子ども達と話し合いを重ね、今回は「釣り」「夜の宝探し」「スイカ割り」を盛り込んだお泊まり幼稚園です。計画段階から話し合いを重ねたことで、子ども達は「あと〇日だ!」「懐中電灯おじいちゃんに借りるんだ!」「エプロン買ってきたんだ!」と準備から大張り切りな様子でした。
当日は、大きな荷物を嬉しそうに抱えて笑顔で登園してくれました。
さあ!楽しみにしていたお泊まりのスタート!
・一日目
〈カレー作り→おやつ→釣り→お風呂→夕飯→キャンドルサービス→宝探し→花火→就寝〉


夜に美味しいカレーが食べられるように、慣れない包丁や、ピーラーを一生懸命扱い、「いい感じだ」と自分の出来に納得しながら、時には玉ねぎが目に染みて涙を流しながら頑張っていました。楽しみながらも、ごはん作りの大変さを感じたようです。
雷が鳴っていたので、プールの予定からおやつ作りに変更し、みんなでホットケーキを作りました。自分の分は自分で焼いてトッピングし、楽しくも美味しいおやつの時間となりました。

おやつ後は待ちに待った、やりたいこと①「釣り」です。
園長先生の話を聞いて、いざ挑戦!なかなか釣れず、色々と考えだす子ども達。じっと待つ子、竿だけ置いて自分は隠れて気配を消す子、釣れそうなお友達を見つけて竿を投げ入れる子、竿じゃだめだと、虫かごですくいにかかる子、手づかみにかかる子、本当に様々な行動が見られ面白かったです。靴も洋服もびっしょりになりながら夢中で釣りを楽しんでいました。

まだまだ楽しいことは続きます。みんなでお風呂に入り夕飯です。自分たちで作ったカレーは「最高!」「美味しすぎる!」とお代りもしてみんなもりもり食べていました。

さあ、一日目最後はみんなのやりたかったこと②「宝探し」です。
キャンドルサービスで火を灯し、気持ちが盛り上がってきたところで、船長の登場!宝探しのミッションがスタートです!懐中電灯の明かりを頼りに、幼稚園中に隠されたヒントをたどりながら宝を探します。ワクワクドキドキ、気持ちも表情もまさに冒険者!たくさん頭を使って、ああじゃない、こうじゃないと言いながら取り組む子どもたちの姿に大きな成長を感じた夜でした。

花火で一日を締めくくり、就寝です。登園してからずっとずっとハイテンションだった子ども達は、あっという間に夢の中へ。。。。。
そしてあっという間に朝!起こさなくても続々と起きる子ども達。「まだ寝てていいよ」なんて言葉は耳に入らず、、、起きた瞬間からフルパワー!起床時間前でしたが、布団の片付けを手伝ってもらい、洗顔と着替えをして朝のお勤め体験をしにお寺て行きました。
・二日目
〈朝のお勤め→体操→朝食→水遊び→スイカ割り〉
今回は特別に、普段理事長先生がいつも座っているところに座らせてもらい、鐘と太鼓を体験させていただきました。一人ひとりが出す音の違いや、ばち・ばいの重さを感じ、貴重な経験をすることができました。

朝の運動をして朝ごはんです。自分で食べられる量を盛って、おにぎりを作りました。


朝ごはん後は、前日できなかったプールの代わりに、水遊びをしました。お泊まりだから水遊びも特別!大量の水風船や大きなパラソル、ホース、色水もなんでも自由に使って良し!思い思いに過ごしました。朝から本当に元気いっぱいで、本当に子ども達の体力は底なしなんだと感じた朝でした。
お泊まり幼稚園の締めくくりは、やりたかったこと③「スイカ割り」
指示を出す側も従って動く側もとても上手で、ビックリしてしまいました!パッカーンと、気持ちよく割ることはできませんでしたが、みんなで美味しく食べることができました。

2日間やりたいことを全力で楽しみ、自分の事は自分で頑張ったお泊まり幼稚園。たった一泊かもしれませんが、親元を離れ自分たちの力で過ごせたことは、子ども達の大きな自信にもつながった事でしょう。

最後に園長先生からご褒美の賞状をもらいました。満足感や達成感でいっぱいの表情が見られました。二日間頑張ったね!楽しかったね!
2025年7月24日
夏の夜のお祭り
前年度までの夏の夜の演奏会を「夏の夜のお祭り」へとリニューアルし、開催しました。
クラスごとの演奏では、どのクラスも程よい緊張感の中、楽しんで発表することが出来ました。年長ゆり組の保護者の皆さんの発表では、会場の皆様にも飛び入りで参加していただき、会場みんなで一体となりながら発表を楽しみました。

発表の後は、お楽しみコーナーの時間です。お楽しみコーナーでは、輪投げや射的などの縁日遊びや、かき氷・綿あめの販売がありました。お祭りに合わせて衣装チェンジをする子も多くおり、一気にお祭りムードが高まりました。お祭りらしい遊びを時間いっぱい楽しみました。

盆踊りをみんなで踊って、最後には大きな打ち上げ花火!夏らしさ満載な時間となり、子ども達も夏ならではの行事を楽しむことができました。いい夏の思い出になったことでしょう。

今回初めて、お祭りという形で行いました。普段の保育参観や行事では、職員と園児が関わる様子を保護者に見ていただくことが多いですが、このお祭りでは、園児と保護者と職員、様々な人同士が関わりながら、みんなで楽しむことができました。子ども達はこういった経験を通し、これからも多くの人と触れ合い、関わることの楽しさを感じてくれたらいいなと思います。参加してくださった皆様、ありがとうございました。