2024年

    針供養

    針供養とは折れたり曲がったり、錆びたりして使えなくなってしまった針を豆腐や蒟蒻に刺して供養する行事です。
    幼稚園では針供養を通し、身の回りの物に感謝し大切に使うよう伝えています。

    子ども達に「針」とは何か聞いてみると考えこんでしまい、ようやく出た声が「ハリセンボン?」でした。
    時代でしょうか。

    「針」は子ども達にはあまり馴染みの無いものになっているようです。実物を見せると「お母さん使ってた」「お家にある」「お洋服直す時のやつ」と数人が教えてくれました。そこから針は何に使うものか、針のお仕事を伝え、身の周りに針が使われている物はあるかみんなで探してみました。一つ見つけると次から次に見つけ、自分が身に着けているもの、持ち物はほとんど針がお仕事してくれたものばかりだと気づきました。

    役目を終えた針に感謝をしながら、丁寧に優しくお豆腐や蒟蒻に刺して供養します。

      

    みんなで供養した針は、延長保育のお友達が「お疲れ様。ありがとう」と土に埋めてくれました。

     

    普段から「物は大切にしましょう」ということは伝えており、子どもたちも「大切にする」とは具体的にどうすることかもわかっています。しかし、今回の行事を通し、普段の物の扱い方を振り返り、身の回りの物は勝手にできたものではなく、たくさんの物、人が関わっていることに気づくとてもいい機会でした。なぜ大切にするかの理由が少し分かったのではないでしょうか。

     

     

     

     

     

    豆まき

     

    諸説ありますが、立春=一年の始まりと考えられ、一年が始まる前の日に邪気を追い払い、良い年を迎える、そんな意味を込めて「追儺」という行事が行われており、それがこの「豆まき」の起源だそうです。

     

    意味合いはそれぞれの学年に合わせ伝え、そのうえで製作を楽しんだり、どうやったら鬼をやっつけられるか会議をしたりしながら今日を迎えました。

     

    鬼が現れる前は「鬼呼んじゃう?」なんて余裕の声も聞こえましたが、いざ鬼が登場するとその表情は一変。「鬼は外!福は内!」と言う余裕はほとんどなく、静かに、でも鬼をやっつけようと、ひたすら豆を投げつけていました。

     

    鬼が退散すると安堵の涙を流し、抱き合うクラスもありました。怖がりながらも、よく頑張りましたね!

     

    豆まきを行うにあたり、年少うめ組さんは鬼=怖い物という先入観を和らげられるよう鬼対策会議を開いたようです。「小鬼やお母さん鬼かも?それなら、怖くないね!」なんて話をしていたようですが、やはり怖いものは怖かったようです。

     

    年中たんぽぽ組さんは、自分の中の悪い鬼を退治しよう!と意気揚々と豆まきに出発し、豆まき中は終始冷静でしたが、升にたくさん豆が残っている子がいました。強がってはいても怖かったようです。

     

    年長ゆり組さんでは、そもそも鬼は皆を倒しに来るのではなく、自分の中の悪い鬼を退治するために、目に見える形で鬼としてやってくるということを話しました。そして前日から「自分の悪い所はどこか」を考え、自分の欠点を見つめ直すいい機会になりました。豆まきをして鬼退治は出来ましたが、心の中の悪い鬼を本当に退治できるかは、今後の子ども達次第です。自分の欠点に注意して生活し、更にかっこよくなってくれることを期待しています。

     

    学年によって捉え方は異なりますが、節分という行事をそれぞれが楽しむことが出来ました。邪気を追い払えた子ども達に、良い一年が訪れますように…

      

    おもちゃランド(小学校訪問)

     

    先日、城山東小学校の2年生から「おもちゃランド」への招待状が届きました。

    それを子ども達に配ると…「早く学校行きたい!」

    「この招待状をかいてくれた子に会えるかな!?」

    とこの日を心待ちにしていました。

     

    体育館へ到着し、皆で学校探険をしたら、お待ちかねのおもちゃランドです!

    最初は緊張や戸惑いから表情が固く、静かでした。しかしお兄さんお姉さんに優しく教えてもらったり、褒められたり、ゲームを楽しんだりしているうちに、緊張もほぐれ、いつもの笑顔が見られました。また普段は幼稚園の最年長児として頑張っているゆり組さん。小学生がやってくれそうになっても自分で出来る所は「それなら出来るよ!」と話す姿に、改めてたくましさを感じました。

         

     

    実際小学校へ行き、真新しい物をたくさん見て、幼稚園との違いに気付き、小学生と触れ合いを楽しんだことで、今まで以上に進学への期待が深まったようです。その気持ちを大切にしながら、残り30日間の幼稚園生活を楽しんでほしいです。

     

    城山東小学校の2年生の皆さん、ありがとうございました。

     

     

     

     

     

    幼稚園で遊んでみませんか?

     

    当園では、見学はもちろんのこと、「広い園庭で思い切り遊ばせてみたい」「お部屋にあるたくさんのおもちゃで遊ばせてみたい」など、遊び場として利用してみたい方も受けつけております。

    入園対象の年齢にはまだまだ満たないお子さんも大歓迎です。幼稚園で楽しく遊んじゃいましょう♪

    希望される方はお電話(028-652-2222)またはこちらから(https://www.noumanji.jp/kindergarten/admission-contact)

    ご連絡くださいますようお願いします。皆さんのお越しを楽しみにしております!

    担当:副園長 横塚翔太

     

     

     

    サッカー教室

    普段からサッカーが好きな子ども達は、前日から「明日楽しみ過ぎる!」と大はしゃぎでした。

     

    今日は雪が降っていましたが、寒さなんてなんのそのです。

    コーチ達と対面してすぐさま巧みな話術の虜となり、笑いが止まらない子ども達。そんな楽しい雰囲気の中練習が始まりました。

    まずはボールやカラーコーンを使い、跳んだり走ったりしながら、ウォーミングアップです。
    コーチ達に果敢に挑み、体を思い切り動かすことを楽しみました。

          

    時折見せるコーチの華麗なドリブルやパスに負けじと、スライディングをしたり、ボールを激しく取り合ったりといつも以上に白熱したプレーを繰り広げていました。手に汗握るいい試合でした!

       

    シュートが決まるとチームの仲間と抱き合って喜んでいました。喜びを分かち合えるのはチーム競技の醍醐味ですね!

     

    サッカー教室が終わった後、教室で「サッカー選手になれるって言われちゃった!」と自慢気に話していました。元々サッカーに自信があった上に、コーチに褒められたことで子ども達はさらに自信を深めたようです。
    これからどれだけ成長していくのか…楽しみです。

     

    実は始まる前に、「サッカーやだな…」とボソッと話す子がいました。
    大丈夫かと心配していましたが、笑顔で参加する姿を見て、子ども達をやる気にさせることの大切さを改めて実感しました。
    子ども達が「楽しい!」「もっとやりたい!」と思えれば自然と興味や関心、向上心が深まっていきます。そんな保育を毎日展開させることが私たちにとって何よりも大切なことだと再認識出来たので、明日からの保育に活かしていきたいです。

    栃木scの皆様、本当にありがとうございました。

     

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