2024年10月31日
お芋掘り
5月に年長ゆり組が苗付けをしたお芋が収穫の時期を迎えました。
ご近所の方の畑を借り、当日にもご協力いただいて芋掘りを行うことが出来ました。
「スタート」の合図で足元の畝を掘り始めた子ども達。
ぞくぞくとお芋が顔を出すと、「大きいのとれた!!」「ちび芋ー」「強そうな芋!」等子ども達の嬉しそうな声が青空に響きました。
「土が固い」「お芋とれないよー」「先生手伝って」等、楽しさだけではなく大変さも感じられたようです。
普段汚れを気にする子も、「ママ大きいのとると喜ぶ」と言いながら泥んこになって収穫を楽しんでいました。
汚れた手も頑張った証として、誇らしげに見せてくれました。
その後は年長ゆり組さんが焼き芋の準備をしてくれました。
綺麗に洗って新聞紙、アルミホイルにくるんで副園長先生、園長先生に美味しく焼けるよう託しました。
苗付けや草むしり等のお手入れ、当日の収穫に焼き芋の準備、みんなの口に入るまでにはたくさんの人が関わり、時間と手間が掛かっていること体験を通して知ることができたのではないでしょうか。自然の恵みに感謝して美味しく食べて下さい。
子ども達から、どんな風に調理して食べたのか報告が楽しみです。
2024年10月30日
りんご狩り
年少うめ組のお友達がりんご狩りに出かけました。前々からカレンダーにりんごのマークを描いて楽しみにしていたものの、いざ当日を迎えるといつもと違う朝の流れから緊張していたようで行きのバスの中は少し静かでした。
りんご園に着くと、今日採ることが出来る赤いリンゴの「新世界」「陽光」青りんごの「名月」を順番に全て試食させてくださいました。よほど美味しかったようでなかなか試食が終わらず、おうちの人もびっくりするくらいたくさんのりんごを食べていました。たくさん食べながらもしっかり味わっていたようで、どのりんごを採るかこの時点で決まっているお友達も多くいました。
収穫用のカゴを持ち、りんご畑へ出発です!「りんごのトンネルみたい」と進む道もワクワクです。収穫方法やどの木がどの品種かを教えてもらい、いよいよりんご狩りのスタートです。「おいしいリンゴはどれですか?」とりんご園の人に聞きながらとるお友達もいれば、まるで取り放題のように次から次へとりんごをとっておうちの人からストップがかかるお友達、おじいちゃんおばあちゃんの分までたくさん収穫したお友達と様々で、親子一緒に収穫を楽しむことができました。
お会計の間にも、試食のりんごを食べさせていただき、始まりから終わりまでずっとりんごを食べているお友達もいて、まさにりんご尽くしのりんご狩りでした。
りんご狩りの後はろまんちっく村の広場でお昼を食べて、簡単なレクリエーションを行いました。子どもたちはもちろん、子ども達に負けないくらいおうちの方たちが本気で頑張っている姿がとても素晴らしかったです。
帰りのバスは行きとは違ってとても賑やかに帰ってきました。
みんなでバスに乗り、秋の味覚、収穫を楽しみ、いつもと違う場所でみんなと遊んで特別な一日になりました。りんご園の方、参加してくださったおうちの方、どうもありがとうございました。
2024年10月30日
JR日光線に乗る日
『JR日光線に乗る日』は、年長組さんが毎年特に楽しみにしている行事の一つ。駅の仕組みや電車の乗り方、公共施設でのマナーや過ごし方を学ぶ事を目的としています。
お弁当よし!水筒よし!身支度を整えて、いざ出発!!
JR宇都宮駅に到着し、階段を上ると、まず目に入ってきたのは長~い点字ブロック。
「絵本に出てたやつだ!」
目を閉じて踏んでみると「すごいボコボコしてる」「これ踏んでいくとどこまで行くのかな」
少し前に保育の中で触れたこともあり、子どもたちは興味津々。邪魔になるといけないので、ブロックを踏まないよう脇をたどって行くと券売機へと到着しました。
切符の購入に挑戦しました。
「お金はここ?」「全部入れていいの?」
「ボタンの場所が高いね」
自動改札はみんなドキドキです💦
電光掲示板でどの電車に乗るのかを確認して…
「5って書いてあるね」「5ってどこ?」構内の奥に5番線を発見!
構内を歩いていると、至る所に黄色い点字ブロックを発見!
「ここにも点字ブロックだ!」「踏まないように行こう!」
5番線に到着し、黄色い点字ブロックの後ろで並んで待っていると…
音楽と共に電車が来ました。
「あれ、きれいな音楽が流れてきた」「これなら目が見えない人でも電車に気付くね」
良いところに気が付きましたね。電車に乗り込み、いざ出発です。
車中、英語の車内放送に気が付きました。「あれ?英語で何か言ってる」「外国の人がいっぱいいるからじゃない?」「色んな人に優しいね!」と子どもたちの想像は膨らみ、会話が弾みました♪
楽しい電車の旅もあっという間に終わり、鹿沼駅に到着。改札で駅員さんが「このスタンプは特別なんだよ」と切符に記念スタンプを押してくれました♪とてもいい記念になりましたね(^^♪
その後は最寄りの公園で昼食をとり、しばしの自由時間に。たまたま居合わせた小さいお友達に気を配りつつ、沢山の見慣れない遊具を前に子供たちは大はしゃぎでした。
今回の旅では、点字ブロックや電車が来ることを知らせる音楽、英語での音声案内から、海外の人や体の不自由な人など誰にとっても優しい仕組みがあることを発見し、多くの気づきを得ることができました。これからも周りの環境に興味を持ち、気づいた事についてさらに考える事が出来る機会を大切にしていきたいと思います。
2024年10月17日
防火のつどい
年中児たんぽぽ組が、宇都宮市幼年消防クラブ主催の「第36回幼年消防防火のつどい」に参加しました。「防火のつどい」は劇や映画の鑑賞、消防車両の見学を通して、防火・防災意識を高めることが目的です。
前日からも「消防車見に行くんだよ!」と他のクラスのお友達にも嬉しそうに自慢する姿がありました。当日も会場までの道中に消防署を見つけると「ここじゃないの?」「今は火事ないみたいだね」などとお話ししながら移動していきました。
アンパンマンの劇では、火の取り扱いについて学びました。火事の原因やどうすべきだったのかをキャラクターたちと一緒に考えながら見ていました。「(火をつけたまま)他のところに行っちゃだめ!」「火が大きくなってきてる!」と一生懸命に指差ししながら伝えていました。この後どうなってしまうのかを予測できていたから、このような発言ができたのだなと感心しました。
消防車両の見学では、「大きすぎる!」「かっこいい!」と感激していました。消防車両との写真撮影の際、様々な種類の車両がある中、子どもたちは「一番大きい」という理由ではしご車を選択しました。間近で見て、消防車両の迫力を大いに感じることができたようです。
帰りのバスで「楽しかった!」「映画の悪者がちょっと怖かった」と今日の感想を話してくれました。中には、「火は大人がいないとダメなんだよ」「火は危険だよ」と防火のつどいを通して得た知識を話してくれる子もいました。日頃、火を目にする機会が少ないからか、火の取り扱いについて全てを理解することができなかった様子でしたが、子どもたちなりに感じ、防火について考える良いきっかけになったようです。
2024年10月8日
交通安全教室
宇都宮市生活安心課の指導員さんたちによる、『交通安全教室』がありました。
信号の渡り方、信号機の意味など交通に関するお約束をイメージキャラクターのクルックと一緒に楽しく学びました。
交通ルールについては子ども達も知っているようで、指導員さんからの問いかけに、「手を挙げる!」「赤は止まるんだよ!」と積極的に答えていました。日頃からおうちでもお約束をしているのでしょうか。よく知っているなぁと感心してしまいました。
今回は一年前に開通したばかりのLRTについてのお話もありました。LRTの走る仕組みや黄色いカラーリングの意味など、子ども達も興味津々で聞き入っていました。ちなみに、黄色いカラーリングの意味は宇都宮市の異名である「雷都」の雷の色をイメージしているそうです。
お話が終わった後は、横断歩道を渡る練習に挑戦しました。
渡るときのお約束「右、左、右でおしまい」を再度確認してスタートです。さすがは年長さん、お話を聞いた通り堂々と確認しまっすぐ右手を挙げながら渡ることができていました。
いよいよ来週には秋の遠足や園外保育があります。横断歩道や道を歩くときには、お約束したことをよく思い出して、実践して欲しいと思います。みんなで注意しあいながら、目的地まで安全に歩いて行ってきましょう。