秋の遠足
コロナウイルスが落ち着いてきて、今年度初めての園外保育を行ことが出来ました。
子ども達は遠足をとても楽しみにしていて、歌を歌ったり、周りの風景を楽しんだり、先日交通安全教室で学んだ「右、左、右でおしまい」と左右を確認しながら横断歩道を渡ったりと元気よく出発しました。
ゆり組さん、たんぽぽ組さんは公園まで体力に余裕を持って到着することが出来ました。ですがうめ組さんは後半になるにつれて表情が暗くなり少しずつ疲れが見えてきましたが、友達と手を引っ張り合いながら何とか公園まで歩くことが出来ました。たくさん歩いてお腹が減ったのでしょう。公園についてから次の楽しみは、遊具や散策よりもお弁当でした。たくさん歩いた後のお弁当はいつもよりも何倍も美味しく感じたようでした。
昼食の後、元気なゆり組さんは健康の森にも行きました。健康の森には沢山木の実が落ちていて、大きなどんぐりや栗を見つけて散策を楽しみました。
たんぽぽ組さんとうめ組さんは、遊具で遊んだり追いかけっこをして遊んだりして幼稚園へ帰りました。帰り道は行きとは正反対に出発の時から2クラスとも表情が暗く、うめ組さんは特に疲れ切って視線が下がり、何度も電信柱に当たりそうになりながらもなんとか幼稚園へ帰って来ることが出来ました。幼稚園が見えた時、「やっと着く!」とみんな一気に笑顔になりました。
幼稚園から公園までは子どもの足で速くても30分はかかり、決して近いとは言えませんが、友達と手を繋いで励まし合いながら、みんなで歩ききることが出来ました。普段の生活や活動では味わえない達成感を感じることが出来たことでしょう。
「一人では頑張れないことも、皆とならできる。」
今日感じたことを忘れずにこれから過ごして欲しいと思います。
2021年10月15日|